家具の転倒防止対策 震災その7



先日住宅メーカーの方に点検に来ていただき
基礎部分の修理は必要ないと言われ、人心地つきました。


二階天井に走った亀裂等は、家全体のリフォームを
視野にゆくゆく直すことに。

のどもと過ぎればなんとかで、都合よく忘れたふりを
決め込みたい気もします・・・


とりあえず今は、余震で調子の悪くなったガス給湯器を
どうするかです。

これを機にいっそオール電化にするべきか
ライフラインは今まで通り複数に分けるべきか
悩みどころです。

ちなみに都市ガスがこの地区に復旧したのは3月の末です。



地震における家具の転倒防止についてご質問を頂きました。

恥ずかしながら我が家の家具転倒防止対策を一挙公開。
大した事は何もしていませんが、私見を交えちょこっと。

家具は倒れこそしませんでしたが、どれも10cm弱前に歩きました。
左右に歩いたものもあります。




<突っ張り棒タイプ>

見た目がよくないのと長期間同じところに使用するので
天井に跡が残るのが難です。

ちなみにガラス製のチューリップ柄の壁飾りは微動だにせず。







<ベルトと金具で止めるタイプ>






<家具下にゴムを敷くタイプ>

ふんばる君 そんな名前で売られていたような・・・
箪笥の下で踏ん張ってもらっています。
踏ん張り疲れたようで震災後は一メートル以上吹っ飛んでいました。
箪笥の下にかますだけなので、設置が簡単。







<テレビ台>

テレビ・ブルーレイ・DVDが一体となっているタイプなので
絶対に転倒は避けたいと思い、購入した日に容赦なく(笑)
テレビ台附属の金具で取り付けました。
取り付けていても当日前後にかなり揺れていて怖かったです。







<番外編? 本棚関係>

震災で家具は倒れていないと思っていましたが
一つ私の生活空間から外れた所でこんな事になっていました。

屋根裏部屋に続く階段のようですが
二階のトイレ壁面に数年前に自分達で設置した本棚です。
附属の金具で突っ張っていたのですが・・・






震災後必要最低限以外は二階に上がらなかったこと
このトイレ前のスペースにも足の踏み場もないほど本が
散乱していたため近づけず、暫くこのトイレ空間近辺は
放置されたままになっていました。

かなり処分したので、
500冊以上詰め込んでいたこのトイレ本棚も今はすっきり。






二階のトイレ前には三畳ほどの書庫?スペースがあります。
これは壁と一体化しているので倒れることはありません。
が、可動式にしていた棚が度重なる余震でほぼ全て落ちました。
恐ろしい冊数の本が小高い山に・・・

そこでこの際思い切って、全ての棚板を金具で四隅固定することに。
家族総出の大仕事でした。


軟弱娘の結論
「本は好きだけど、本屋のバイトは無理!」
両腕筋肉痛になったそうです・・・